より大きなマーケットで、いかに簡単に顧客満足を作り出し、いかに最大利潤を叩きだせるか、これが現実。
職業選択の自由も、言論の自由も、生殺与奪の権も未だ一個人に与えられていない。ポスト資本主義として一個人にもっと権利が与えられる社会をどう築くかがもっと表面化されるべきである。
インターネットの登場以来、オークションなどのPtoP、2ちゃんねる等で個人の力がよりクローズアップされてきた。今まで拾えなかった小さなの声や力を表に出すことができるのだ。組織と無名な人間が対等に渡り合い、言いなりにならなくてもいい時代があってもいいのではないか。
シーズとは、技術者の自己満足の発展だ。マーケットとの対話では何も生まれないとも言われる。サービス業と捉えるなら顧客満足だろう、製造業と捉えるなら? シーズが必要になってくる。自分が満足したものを広める、それが正攻法であり、誠意ではないだろうか。これが理想。
PFドラッカーは「コミュニケーションには経験の共有が不可欠だ」と言った。誰もが同じ経験をしていればこの世にはまったく問題がないのだろう。アサーティブ・トレーニングは、ロールプレイやディスカッションでの練習・訓練を通じて、人は持っている経験こそ違え、普通の人同士だということを刷り込もうとしているように思う。そういう必要がある時代なのだと思う。逆に言えば、アサーティブ・ビヘイビアを身につければ、どんな個性であっても、どんな経験があっても良いはずだ。
---私が思うアサーティブ
1)自分の 「主張したいこと」 をはっきり論理的に理解する。
2)それを卑下することなく、居丈高になることなく、相手も尊重しながら、「上手く伝え結果を出す」。
---自分の気持ちを要求すればいい
何を感じている?どうしたい?自分の心に耳を傾けてみよう。
それを率直に、相手に伝えればいい。
自分の気持ちに素直に言葉にすればいい。
---ノーを言う
相手と自分に誠実でありたいからこそ、言う。
おかしいことにはおかしいと言うのは正義、だから言う。
あなたと私は違う。それも当然だから、言う。
何ができて何ができないのか自分をわかってもらうため、だから言う。
相手と長くよりよい関係を築くため、だから言う。
「燃えつき」から守るため、理性ある人として言うのです。
---批判に対処する
批判の言葉をよく聴く。
批判が正当か正当でないかの判断をする。
批判を受けたときの気持ちを、冷静に批判者に伝える。
話し合って問題解決に向かう。
---上手に怒る
論理的になぜ怒っているか伝え、過去に戻れなくても、謝ってもらう。